ドリームローズの京都案内

法住寺(ほうじゅうじ)
梅の咲くころ

京都市東山区三十三間堂廻り町655 TEL(075)561−4137

成人の日の「通し矢」で有名な三十三間堂の東隣に法住寺というお寺があります。
後白河法皇の木像、法皇ゆかりのご本尊「身代り不動明王像」や「親鸞上人そば喰いの像」などがあって、歴史好きの人の興味を引きますが、そのことを知らなかったわたしは、旧法住寺御陵の正門の方が何度か通り過ぎるたびに気になっていたものですが、この日はその門前の梅に惹かれての拝観です。

法住寺の山門。
白梅がお出迎えです。
山門の南隣には紅梅があります。
旧法住寺御陵の正門。

遠慮がちに拝観を申し出ますと、奥様(とおぼしき人)がご案内くださいまして、ご本尊やお寺の由来、庭園の説明をしていただきました。また、法住寺では後白河院が編まれた平安後期の今様を集めた「梁塵秘抄」にちなんで、「例年10月の第2日曜日には「今様歌合わせ」が行われるとのこと。歌ってみましょうかということで、「仏は常にいませども、現ならぬぞあはれなる。人の音せぬ暁に、ほのかに見え給ふ」と後白河法皇の木像の前(御木像は閉じられたお厨子の中ですが)。奥様(とおぼしき人)の声がお堂に静かに響いて、大変感動いたしました。

山門脇の枝垂れの紅梅。 良い形に整えられていましたので、
スケッチをして来ました。

庭園には、馬酔木が咲いていました。沈丁花が今にも咲き出しそうです。「ここのもみじは一本しかありませんがとっても美しいです。また、いらしてください。」と、隣接する「後白河陵」の木を指さして、奥様(とおぼしき人)の声が弾みます。

2003年3月


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