京都の花だよりー5月に咲く花ー

城南宮(じょうなんぐう)
杜若・アヤメと源氏物語の庭に咲く花

 城南宮は京都市の南、名神高速道路の「京都南IC」の近くにあります。
 由緒に、「御鎮座は上古、神功皇后が、戦船にたて給うた御旗を八千矛神の御霊を憑けて当地に納められたことによる」とあり、歴史の古さは半端ではありません。

仕事柄まずご神紋に目が行きます。 三光の神紋と呼ばれる、日月星紋

 城南宮は、方除けの神様と親しまれています。もう30年以上前になりますが、我が家の新築の折にもお参りに行きました。
 城南宮は年2回テレビのニュースに登場します。それは4月29日と11月3日に行われる曲水の宴のときです。 この曲水の宴は、城南宮の神苑「楽水苑」の「平安の庭」で行われますが、このほか城南宮には「室町の庭」「桃山の庭」、それに「春の山」とよばれる所があって、この「春の山」を中心に「源氏物語」に登場する百余りの植物が植えられていて、「源氏物語花の庭」と呼ばれています。

「春の山」で。
早春には「枝垂れ梅」が咲くところです。

城南宮では、つつじが終わりかけて、杜若と文目が咲いていました。さつきが咲き出しています。

文目(アヤメ)
曲水の宴の行われる
「平安の庭」横で。


同じ紫色の杜若は、「桃山の庭」の南側の細長い水路に見事に咲いていました。

城南宮の杜若。(5月18日)
「桃山の庭」の南側の水路で。
ここに座り込んでスケッチしました。

「源氏物語花の庭」では、植物のそれぞれに、地紙型の説明板が添えられていて、源氏物語での出自などが書かれています。

浅葱(アサツキ)の花。
「源氏物語花の庭」で。
ウツギの木。
「平安の庭」横で。


白い睡蓮の花。「平安の庭」の池で。


向うが「桃山の庭」。


橘の花と実。
城南離宮の庭の南側にあります。
鼻を近づけると花橘のいい香り。


 室町の庭と桃山の庭に挟まれて、「楽水軒」というお抹茶の接待所があります。この日、爽やかな風が、楽水軒を吹き抜けていました。両方の庭を眺めながら、一服いかがですか。

2007年5月18日


桜と椿のころの城南宮


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