京都桜だより2001
常照寺

4月10日。
この日の朝、NHKのテレビで紹介されたせいでもないでしょうが、多くの人が常照寺を訪れていました。


常照寺の桜の魅力は、その背景に杉木立があることです。
竹林に囲まれた大原野の桜、松を背景にする御苑、二条城などの桜とはまた味わいが異なるものです。

杉木立と桜
向こうに見えるのは本堂
鬼子母尊神堂前の枝垂桜



茶席:遺芳庵
画面に見える丸窓は「吉野窓」



常照寺の山門は、「吉野門」と呼ばれる朱塗りの門です。「吉野」の名が冠されているのは、江戸時代寛永期に一世を風靡した名妓「吉野太夫」が巨財を投じて寄進した門だからです。吉野太夫が当寺の開山「日乾上人」の学徳に帰依しここで勉学に勤しんだといいます。そして若くして没した彼女のお墓はここ常照寺にあります。

江戸寛永期の名妓「吉野太夫」寄進
朱塗りのその名も「吉野門」



京都さくら便りにもどる 京都案内にもどる トップページにもどる